簡単に必要な栄養素が摂れる「サプリメント」。
野菜やフルーツを食べる機会が少ない人はビタミン類、骨や歯の健康が気になる人はカルシウム、便秘や下痢に悩んでいる人はビフィズス菌などのサプリメントを飲んでいることも多いでしょう。
美容や健康に良い栄養素は、食事で摂るのが難しい場合もあります。
サプリメントを上手に利用すれば、効率良く必要な栄養素が摂れるでしょう。
今回はサプリメントの効果をより高めるために、飲むタイミングについて環境スペースと一緒に考えてみましょう。
■ビタミン類のサプリメントは「ちょこちょこ飲み」
体内でエネルギーを生み出すのに必要なビタミンB群、抗酸化作用があり美容・疲労回復目的で飲む人が多いビタミンCのサプリメントがあります。
これらのビタミン類は水に溶けやすく、体内に蓄積できる量も少なめです。
余分な栄養は数時間で尿などで排出されてしまうため、一度に大量摂取しても意味はありません。
1日に2~3回に分けて飲むのが環境スペースのおすすめです。
風を早く治したい、疲労回復のために飲む場合は、就寝前が良いでしょう。
■カルシウムとマグネシウムは「食事前」に!
骨や歯をつくる素になるカルシウムやマグネシウムは、アルカリ性です。
胃酸を中和させる作用があるため、食後に摂ると消化不良の原因に。
食後2~3時間を避ければ良いですが、環境スペースのおすすめは食事の前です。
就寝前も胃酸の作用を邪魔しないので、飲んでもOKですよ♪
早朝や15~17時は体内のマグネシウム濃度が低くなりやすいので、そのタイミングで補給するのも良いでしょう。
■アミノ酸は目的別に飲むタイミングを変えよう
スポーツドリンクにも含まれるアミノ酸は、目的に合わせて摂取する時間帯を変えるのがベストです。
パワーを出したい時は、一日の始まりやスポーツの前に飲みましょう。
スタミナを維持して、体力の消耗を最小限にしてくれます。
翌日の筋肉痛が心配な時は、運動した直後にアミノ酸を補給しましょう。
疲れを取りたい時、翌朝すっきり起きたい時は就寝前が環境スペースのおすすめです。
また、筋トレを頑張っている人は運動してから30分後と就寝1~3時間後に注目。
この時間は「筋肉のゴールデンタイム」といわれ、成長ホルモンが盛んに分泌されて筋肉がつきやすくなります。
このゴールデンタイムが来る前にアミノ酸を補給しておくと、より筋肉作りに効果的ですよ!
薬と同じく、サプリメントにも用法・用量があります。
体質に合わない場合もあるので、初めて飲むサプリメントは少しずつ試すようにしましょう。