スーパーで売っているしその実のお漬物、美味しいですよね。
熱々のご飯に乗せて食べると美味しいので、冷蔵庫に常備しています。
そんな環境スペーススタッフが推しているしその実漬け、自家製でも作れるそうなんです。
今回は、10月の手仕事にもおすすめのしその実漬けづくりについてご紹介します。
■「しその実」ってどの部分?
9~10月頃、スーパーでもしその実が多く出回ります。
これは大葉(青紫蘇)の花穂(穂紫蘇)についている実のことで、「実紫蘇」とも呼ばれます。
夏に茂る青々とした葉は本葉が成長したもので、9月になると花が咲き、花が終わると実ができるというわけです。
大葉は千切りにして薬味に、天ぷらなどでも食べられ、白やピンクに色づく花穂はお刺身に添える「立てづま」になります。
そしてしその実は醤油漬けになって、環境スペーススタッフを喜ばせるご飯のお供になるのです。
しその実が採れるのは種ができる前のほんの一瞬の間だけなので、多めに購入しておくのがおすすめ!
加工すると量が減ってしまうため、好きな人にとっては大袋でも足りないくらいだとか。
■家庭菜園で収穫するならタイミングが大切
大葉を育てている人は、花穂の状態でしその実の収穫時期を判断しましょう。
頂点の方から花が咲くので、2~3つ花が咲いていたら花穂ごと摘み取ります。
または、花が咲き終わった直後で、穂全体がまだキレイな緑色をしている状態の時に収穫してください。
穂が茶色く変色してしまうと、風味が落ちて実も硬くなっています。
来年も大葉を収穫したければ、根こそぎ取らずに少し残しておくと良いでしょう。
■しその実の醤油漬けはどうやって作る?
収穫したしその実は、上から下に穂を指でしごくと簡単に取れます。
実だけ取ったら茎は捨て、ゴミを取り除いて水洗いしましょう。
【しその実醤油漬けレシピ】
材料 しその実(適量) 醤油(適量) 塩(小さじ1)
①あく抜き
鍋にお湯を沸かし、沸騰したら塩を入れてしその実を30秒茹でる
ざるに上げてキッチンペーパーで水気を拭きとる
②醤油に漬ける
保存容器を用意し、しその実が浸かるまで醤油を注ぎ入れる
冷蔵庫で一晩寝かせる
できあがった醤油漬けは翌日から食べられます。
冷蔵で1ヶ月保存が可能ですが、早めに食べ切りましょう。
しその実の醤油漬けは、温かいご飯に乗せて食べるほか、混ぜご飯にしたり料理のアクセントに加えたりするのも環境スペーススタッフのおすすめです。
パスタなどの洋食にも合うので、ぜひ色んなレシピで楽しんでくださいね♪