気持ちのバランスが崩れると、お腹の調子が悪くなる…
環境の変化に弱い人やメンタルにダメージを受けがちな人は、一度は経験していることかもしれません。
今までは「自律神経が便秘や下痢を引き起こす」と考えられてきましたが、実はその逆も然りということが分かり始めているそうです。
今回は環境スペースが、腸内環境と自律神経の関係を深堀りしてみたいと思います。
■切っても切り離せない深い関係「脳腸相関」
最近の研究により、脳と腸は自律神経によってお互いに影響し合っていることが分かりました。
交感神経が活性化すると人間は活動的になりますが、腸の蠕動(ぜんどう)運動が低下し、便秘しやすくなります。
さらに不安感が強くなったり、ストレスが溜まったりして自律神経のバランスが崩れると、今度は腸の動きが激しくなりすぎて下痢の原因になるでしょう。
副交感神経が活発になると人はリラックスし、腸の働きが良くなることで自然なお通じがきやすくなります。
この原因と結果が逆の場合でも通用するなら、腸が健康を取り戻すとメンタルも改善すると考えられるでしょう。
実際に、お腹の調子が悪いとやる気や不安感にも影響するという結果が出ています。
気分が沈むなら、まずは腸活!
腸の働きを正常に戻すことで、自律神経も整っていくでしょう。
■腸を鍛えよう!簡単なヨガで筋トレ
腸内環境の改善には、善玉菌を増やす食事が最適です。
でも、忙しい現代人はゆっくり食事を摂るのも難しく、毎食栄養満点メニューは厳しいかも…
そんなみなさんに環境スペースがおすすめしたいのは、簡単にできるヨガのポーズです。
姿勢が悪くなるとお腹がたるみ、それが腸の疲れにつながります。
「猫のポーズ」でお腹の横の筋肉を鍛えましょう!
まずは四つんばいになり、背中を丸めておへそをのぞきます。
お腹を絞り上げるイメージを持ちながら、5秒かけてゆっくり深呼吸しましょう。
次におへそと床を近づけるようなイメージで、背中を反らせていきます。
なるべく天井を見るようにして、5秒かけてゆっくり深呼吸してください。
お腹にしっかり力が入るようになり、正しい姿勢のキープにも役立ちますよ♪
■心配事だらけで眠れない…腸に優しい食事を摂って早めに寝よう
イライラ、不安感があって寝付きも悪い…
そんな人は腸をいたわる生活を心掛けてみてください。
脂っこい食事を控え、冷たいものや生野菜よりも温かいスープや温野菜、根菜類を食べるようにすると腸も心もホッとしますよ。
お酒に頼るとさらに腸内環境にダメージを与え、寝付きも悪くなってしまいます。
食欲がない時は無理に食べず、早めに寝てしまうのも環境スペースのおすすめです。
暴飲暴食の後も、できるだけお腹を休めるようにしましょう。
何かと忙しい3月。
ストレスからつい食べすぎたり、お酒を飲んでしまったり…
健康的な腸で新しい季節をスタートできるように、今から生活改善していきましょう♪