お出かけする機会が減ったことで、自分を見つめ直す時間が増えたという人も多かった2020年。
スキンケアやダイエットが注目を集める中で、密かな盛り上がりを見せたのが「爪」です。
常に視界に入りながらも後回しにされがちな爪のケアが今、女性たちの間でちょっとしたブームになっています。
今回は、今話題の爪ケア「育爪」について環境スペースのスタッフが解説しましょう。
■今話題の「育爪」って何?
外出を自粛するようになったことで思うようにサロンに通えず、ネイルをお休みする人が増えました。
すると、素爪を目にすることになります。
「爪にツヤがなくて不健康っぽい…」「私の爪って結構ボロボロだったんだ…」なんてショックを受けた人も多いようです。
そこで注目を集めるようになったのが育爪です。
育爪とは、素爪をケアして内側から健康的な爪を育てることをいい、血色がよくツヤのある爪を理想としています。
爪の裏からネイルオイルを垂らし、よく揉み込みます。
仕上げにハンドクリームを指先につけ、マッサージするように塗り込むことで潤いを閉じ込めましょう。
また、爪切りではなく爪用の紙やすりを使い、爪の角に丸みを帯びたアークスクエアカットに整えることもポイントです。
ピンク色の部分が少ない深爪や短い爪も、きちんと育爪ケアすることで美しい爪に生まれ変わりますよ。
■爪が傷んでしまう原因とは
そもそもなぜ爪が傷んでしまうのでしょうか?
原因は何気ない習慣にありました。
・爪を酷使している
缶詰や缶ジュースのフタを開ける時に爪を引っかけたり、シールやテープを剥がす時に爪で引っかいたりすると爪に圧力がかかりピンク色の部分が減ってしまいます。
・偏った食事や睡眠不足
爪は皮膚と同じくタンパク質でできています。
偏った食事をしていると素材となるタンパク質が不足し、爪が薄く弱くなってしまいます。
また、爪の育成には睡眠時間が大きく影響していることがわかっています。
爪の伸びが悪い原因は、睡眠不足が原因かもしれません。
・爪の乾燥
爪が乾燥すると指先にくっついていることができず、爪が剥がれてしまいます。
すると白い部分が増え、深爪の原因になってしまいます。
ハンドクリームを手のひらにしか塗る習慣がない人は注意が必要です。
育爪は手洗いの度に行うのが理想ですが、難しい場合もあります。
そんな時は夜寝る前に育爪タイムを取ってお手入れすることを環境スペースはおすすめします。
手肌と爪を同時にケアすることで上品で美しい手元が叶いますよ。