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うがいにはどんな効果があるの?効果的なやり方も解説!

手洗いとセットになることの多いうがいですが、どんな効果があるのかイマイチわからないという人も多いでしょう。
そこで今回はうがいの効果や正しいやり方などについて環境スペースが解説します。


■うがいにはどんな効果がある?

子どものころ「帰ってきたらまずは手洗い・うがい」と習ったという人は多いのではないでしょうか?
空気が乾燥するこの季節は特に重要視されてきました。
しかし、手指に付着したウイルスや細菌を落とす「手洗い」はまだしも、「うがい」にはどんな効果があるのでしょうか?

・のどに付着したウイルスや細菌を洗い流せる

のどの表面には「線毛」と呼ばれる細く小さな毛のような細胞があります。
口から入り込んだウイルスや細菌はこの線毛に付着し、いずれは体内へと進んでいきます。
帰宅時にすぐうがいをすれば、線毛に付着している段階で洗い流せるので、風邪や感染症の予防に効果があるといえるでしょう。

・乾燥したのどを潤せる

のどにある線毛は、ウイルスや細菌が体内に入り込むのを防ぐ役割がありますが、乾燥や寒さに弱いのが特徴です。
乾燥する冬の時期に風邪が流行りやすいのは、線毛の活動が鈍るからともいわれています。
うがいには線毛に潤いを与える効果もあるため、風邪や感染症の予防に効果があるといえるでしょう。

 

うがい


■正しいうがいのやり方は?

意外と知られていないのが、うがいの正しい方法です。
この機会に覚えてしまいましょう。

・手順①コップに水を用意します。
・手順②水の半量を口に含み、ブクブクをゆすぎ、吐き出します。
・手順③残りの水を口に含み、ガラガラと15秒ほどゆすぎ、吐き出します。
・手順④コップに新たに水を用意し、ガラガラうがいを2回繰り返します。
※のどの奥まで水が届くようにしっかり上を向きましょう。
※「あー」と言いながらゆすぐとやりやすいです。


■うがい薬を使うのも効果的

うがいは水でも十分な効果が期待できますが、市販されているうがい薬を使うのもいいでしょう。
うがい薬には殺菌や消毒の作用があるので、体調管理に特に気を配りたい時などに活躍します。
うがい薬は希釈タイプが一般的なので、説明書をよく確認し、適量の水で希釈してください。
濃すぎたり薄すぎたりすると効果が出ないばかりか、のどを傷めてしまうおそれがあります。
過度なうがいをするのもNGです。
うがいをしすぎると体に必要な常在菌までも洗い流してしまったり、粘膜を傷めてしまったりすることも。
うがい薬の説明書をよく読み、注意事項を守ってくださいね。


うがいにはウイルスや細菌から身を守ってくれる効果があります。
外出から戻ったらまずは手洗いとうがいを徹底して、風邪や感染症予防に取り組んでくださいね。