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知ってる?9月のあれこれ(季語・誕生石など)

最近は季節がズレているのか、9月になっても厳しい暑さが続いていますよね。
過ごしやすい季節というイメージはなく、「残暑の9月」とも言えるでしょう。
しかし、少し雨が続くな~と思っていたら一気に秋の気配が近づくこともあり、着る物に困る季節でもあります。
今回は環境スペースが9月について、あまり知られていない雑学などを集めてみました。

 

 

■9月の和名は「長月(ながつき)」

9月は、日本の旧暦では「長月」といいます。
由来は「長い月夜」という説が最も有力だとか。
昔は夜風が涼しい縁側に出て、ゆっくりと月を眺めていたのでしょう。
今は9月に入っても熱帯夜で、お月見どころではないかもしれませんが…
英語では「September」といい、由来はラテン語の「Septem(第(7番目の)」であるといわれています。
なぜ9月なのに7番目かというと、紀元前46年までのローマ歴では3月から数えるルールになっているからです。
9月は3月から数えると7番目の月になります。


■9月の自然を表す言葉は?

日本には、俳句や短歌などの文学で季節を表す「季語」があります。
昔の9月は秋の始まり、季節が変わって日差しや風の感じ方が穏やかになる季節でした。
「初秋(しょしゅう)」とは、8月7日頃の立秋から9月6日頃の処暑までの間の期間をいいます。
この頃に感じる涼しさを「初涼(しょりょう)」といい、改まった手紙のあいさつ文では「初涼の候(”初秋になって涼しさが感じられるようになりましたね”の意)」と使います。
「行合の空(ゆきあいのそら)」は、二つの季節の入れ替わりを感じさせる様子を表現した秋の季語です。
暑い空気と涼しい風が混ざり合い、夏らしい入道雲が現れたかと思ったら、同じ空には秋を知らせるいわし雲が浮かんでいた…という夏から秋にかけての空模様を表しています。
織姫と彦星が再会を果たす七夕の空を表現する言葉でもあり、ロマンチックだなと環境スペースは思いました。

 



■9月の誕生石・誕生花・星座は?

9月生まれの人は、サファイアが誕生石となります。
この石には誠実・慈愛・平和といった意味があり、古代から聖人の証として用いられてきました。
賢さを象徴するモチーフとしても知られています。
誕生花はリンドウやキキョウで、どちらも青い色が美しい花です。
また、9月はおとめ座かてんびん座生まれになります。

 

 

今年の夏は9月になっても続きそうですが、ふと空を見上げれば行合の空を見ることができる日があるかもしれません。
涼しい風を感じたら、ぜひ立ち止まってみてくださいね。