環境スペース♪スタッフブログ♪

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月は伝統行事を楽しもう!端午の節句と八十八夜

5月といえばゴールデンウイークや母の日を挙げる人もいますが、日本古来から伝わる伝統行事や祭事が多い月でもあります。
農家の方は本格的に農作業が始まるシーズンの到来として、にわかに忙しくなってくる頃でしょう。
連休だ!朝寝坊できる!と喜んでしまいがちな環境スペーススタッフですが、5月はただ祝日が続いてラッキーというだけではありません。
今回は、5月に行われる行事や風物詩について調べてみました。

 

端午の節句って?こどもの日とどう違うの?

5月5日は現在、こどもの日として祝日に制定されています。
しかし昔は「端午の節句(たんごのせっく)」と呼ばれており、江戸時代には男子の誕生と成長を祝う意味がありました。
一般に跡継ぎとして認められているのは男の子であり、特に武家で男子が生まれると盛大にお祝いしたものです。
いつしか庶民の間にも兜や鎧を飾る風習が伝わり、鯉のぼりや五月人形も登場し始めます。
戦前は基本的に男の子のためのお祝いの日で、女の子の成長を願う桃の節句と対になる祝日として広まりました。
しかし1948年には国民の祝日「こどもの日」に改められ、男女問わずこどもの人格を尊重し、こどもの幸せを願いつつ母にも感謝する日と定められています。
現在では、男の子がいる家庭では鯉のぼりや五月人形を飾り、女の子のきょうだいも一緒にお祝いする家庭が多いでしょう。
他にも菖蒲湯に浸かったり、柏餅・ちまきを食べたりする風習があります。


■八十八夜とは?新茶を楽しもう

音楽の授業で、「夏も近づく八十八夜♪」と歌ったことのある人も多いと思います。
これは「茶摘み」という唱歌の一節ですが、八十八夜とはなんでしょうか。
八十八夜は立春から88日目という意味で、2024年は5月1日にあたります。
八十八を組み合わせると「米」の字になることからも、農作業の目安にされました。
お茶は品種によって茶摘みする時期が異なりますが、昔から八十八夜に摘まれたお茶を飲むと長生きできるといわれているとか。
5月は新茶の季節でもあるので、ぜひ急須でゆっくり楽しんでくださいね。


■ゴールデンウイークは夏じたくを始めよう

八十八夜は季節が移り変わる節目の日でもあり、これを過ぎる頃には家庭ではすだれを出したり、カーテンを夏用に取り替えたりするところもあります。
東北出身の環境スペーススタッフは、5月はじめ頃なんてまだまだ冬だと思っていますが(笑)
天気の良い日は気温が高くなる地域も多く、八十八夜は夏じたくを始めるのにちょうど良い日としても知られています。
八は末広がり、縁起が良い数字でもあります。
何か新しいことをすると運気が生まれ変わって良いとされているので、これを機に夏物を出し、模様替えなどをして気分を変えてみましょう。

 

 

せっかくお休みが続く5月ですから、ダラダラ過ごしていてはもったいない!
夏じたくを早めに済ませて、すっきりした気分で新しい季節を迎えましょう。
こどもの日は家族で柏餅を食べる、八十八夜には新茶を用意してゆっくり過ごすという我が家の伝統を作ってみるのも環境スペーススタッフのおすすめです。