引越しをする際に室内の様子を見せてもらえる内見、実は準備をしておかないと意味がない場合があります。
どんな準備が必要なのか、環境スペースが解説しましょう。
■チェックリストを作っておく
風呂トイレ別、インターフォン必須など、物件に対する希望は人それぞれです。
普段は意識していなくても、必ず一つや二つは出てくるでしょう。
気付かないで契約してしまい、後になって後悔しないためにも、自分がどんな設備や間取りを希望しているのか書き出しておきましょう。
最初は思いつくままに書き出し、その中からどうしても譲れない項目をピックアップしていきます。
どんなに部屋が気に入っていてもチェックリストから外れる場合は、どうするのか考えておくと後悔しません。
■メジャーは忘れずに用意しておく
内見の際は、必ずメジャーを持って行きましょう。
今ある家具をそのまま持ち込むのであれば、あらかじめ家具のサイズも測っておくとよりスムーズです。
ベッドの隣にチェストが置けるのか、テーブルとソファを置いても余裕があるのかといった家具の配置は、イメージだけではできないことが多いです。
また、クローゼットなどの収納サイズを測ってメモしておくと家具の買い足しもしやすいですよ。
■時間帯を変えて2回以上見に行く
一般的な内見は、不動産屋が営業している昼間に行われます。
明るいですし、室内だけでなく建物全体の雰囲気も見やすいですが、日中は不在にしている住人も多く、本当の雰囲気がわからない場合があります。
近くの繁華街がうるさい、ネオンがまぶしい、隣の部屋が騒がしいなど、昼間とは違う状況になることもあるので、必ず時間帯を変えて見に行くことをおすすめします。
余裕があれば、土日など休日の様子も見ておくとさらに安心です。
■建物の周りもよくチェックする
内見をする時に忘れてはならないのが、建物周辺の様子です。
室内はきれいになっていても、共有廊下やエントランスなどが汚れていたり、ゴミ捨て場が散らかっていたりする物件は、トラブルが発生しやすく注意が必要です。
最寄駅からのルートについても、昼と夜、それぞれの様子をチェックしておくといいでしょう。
治安の悪そうな場所はあるか、万が一の際に駆け込めるようなお店や施設があるか、知っているといないとでは大きく違います。
また、不動産屋からどれくらい距離があるかというのも把握しておくと安心です。
今回は内見の際に注意すべきポイントについてご紹介しました。
つい室内ばかりに目が行ってしまいますが、生活が始まると意外なことに困ってしまうことも多いです。
しっかりと準備をしておくと安心ですよ。