カレーは、作り終わったらすぐに常温に冷まさなければいけない食べ物です。
作ってそのまま放置してしまうと、食中毒となる菌が増えてしまうからです。
では、どのように作ったカレーを冷ませば良いのでしょうか?
今回の記事では、カレーをすぐに冷まして食中毒を防ぐ方法を環境スペースのスタッフが解説していきます。
■カレーをすぐに冷まさなければいけない理由
カレーは、40度ほどの温度になるとウェルシュ菌という食中毒の元となる菌が増えます。
そのため、カレーを作り終わったら40度に冷める前に早めに冷蔵庫に入れなければいけません。
この菌は、加熱をしても死滅しないので、要注意です。
「加熱すれば大丈夫だろう」と思ってカレーを食べて食中毒にならないようにしましょう。
■カレーをすぐに冷まして食中毒を防ぐ方法
では、どのようにカレーを冷まして食中毒を防げば良いのでしょうか?
カレーを安全に冷ますには、とにかく早めの冷却作業を行うことが重要です。
30分以内にカレーが20度または60分以内に10度になるように急速に冷ましてください。
それでは、カレーの安全な冷まし方の手順を解説しましょう。
【カレーの安全な冷まし方】
①まずは、カレーを作り終わったらカレーが入っている容器が入るように、一回り~二回り大きいサイズのボールかフライパンを用意します。
②用意したボールかフライパンに保冷剤を敷き詰めてください。
③保冷剤を敷き終わったらその上から水を入れて、カレー鍋の側面に沿うようにさらに保冷剤を置きます。
④粗熱がとれたらすぐに冷蔵庫に入れましょう。
このように、下と横からすぐにカレーを冷ますことで、粗熱がとりやすくなります。
寸胴鍋でカレーを作った場合は、小分けしてカレーを冷ますのが環境スペースおすすめです。
■カレーの保存期間
カレーを冷蔵庫で保存した場合の期間の目安は、3日です。
しかし、安全に美味しく食べたいのであれば翌日までにカレーを食べきるのが良いでしょう。
カレーを温める時には、ルーが煮立つまでしっかりと火にかけることが大切です。
もし、すぐにカレーを食べないのであれば冷凍保存をするのも手です。
安心安全に美味しくカレーを食べてみてくださいね。
作ったカレーを常温放置してしまうと、ウェルシュ菌という危険な菌が繁殖して食中毒になってしまう可能性が高くなります。
食中毒にならないためには、早めにカレーを冷却させることが重要です。
また、冷蔵保存では3日以内にカレーを食べきりましょう。