毎年この季節になると、送り主不明のタケノコが届きます(笑)
環境スペーススタッフの家の玄関の前に、2~3個の立派なタケノコが置いてあるとああ、春が来たんだな~と思っています。
小さい頃は野山のタヌキが持ってきてくれたと信じていたのですが、最近ご近所のどなたかの仕業だなと分かるようになりました。
ありがたいのですが、下処理の方法が分からず・・・。
いつも実家の母に頼んで調理してもらっています。
でもそろそろ良い歳になってきたし、タケノコのアク抜きくらい自分でできるようになりたい!
今回は環境スペーススタッフが、タケノコの下処理方法を調べてみました。
■タケノコが届いた!どうする?
環境スペーススタッフのように、「帰宅したら家の前にタケノコが!」というのは田舎ではよくあることです。
タケノコは収穫した時からアクが強くなっていくので、できるだけ早く茹でましょう。
とにかくスピードが命です。
誰が持ち込んでいるのか判明した場合は、「次から取りに行くので事前に教えてください」とお伝えしましょう。
丸ごと茹でる必要があるので、かなり大きな鍋も用意します。
穂先を切り落とした時にすっぽり収まるくらいのサイズを準備してくださいね。
■アク抜きが必要!米ぬかを入手せよ
生のタケノコは、アク抜きが必要です。
スーパーなどで米ぬかを購入しましょう。
環境スペーススタッフの住む地域では、タケノコの季節になると野菜売り場に米ぬかが置かれています。
■タケノコの皮は剥かずに茹でる
タケノコの下処理をしていきます。
まず根元の固い場所と、穂先から5~6cmを切り落としてください。
さらに縦に2~3cmくらいの深さで切れ目を入れます。
これは皮を剥きやすく、早く火を通すためです。
鍋にタケノコを入れたら、かぶるくらいまで水を入れます。
米ぬかをひと振り入れたら、強火にかけましょう。
沸騰したら落し蓋をして、弱火で40分から1時間くらい茹でます。
大きさによって茹で時間が変わるので、竹串を刺して柔らかさをチェックしてくださいね。
根元にスッと竹串が通ったら火を止めます。
そのまま鍋が冷めるまで放置しましょう。
■タケノコが浮かないように
タケノコは水に浮きます。
必ず落し蓋をして、水からタケノコが出ないように気を付けましょう。
空気に触れると、酸化によって変色してしまいます。
また、冷水で冷ますとアクの抜けが不十分に。
火を止めたら、自然に冷めるまで待ちましょう。
■タケノコの皮を剥こう
タケノコが冷めたら、水洗いで米ぬかを流します。
茹でる前に入れておいた切れ目に沿って指を入れ、皮を剥いていきましょう。
自然にぺら~っとめくれるところまで剥けばOKです。
穂先の皮はやわらかくて食べられる「姫皮」なので、捨てずに取っておいてくださいね。
■水に浸けて保存しよう
下処理が終わったタケノコは、炒めたり煮たりして食べられます。
深めの保存容器にキレイな水を入れ、完全に浸るようにタケノコを入れてください。
すぐ調理する場合は食べやすい大きさにカット、すぐに食べない場合は半分くらいにカットすると良いでしょう。
時々水を入れ替え、1週間を目途に食べ切ってくださいね。
やわらかい穂先は、新鮮なうちにお刺身にして食べるのも環境スペーススタッフのおすすめです。
ぜひ、わさび醤油でどうぞ♪