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「○○くんち」って知ってる?九州っ子がおすすめする10月の一大イベント

環境スペーススタッフが10月のイベントについて調べていたら、九州出身のスタッフに「10月といえば”くんち”でしょ」と言われました。
聞いたことがあるような気もしますが、それってなんだっけ?
ということで、今回は九州のにぎやかなお祭り「○○くんち」について調べてみました。


■「○○くんち」は九州のメインイベント

福岡県や長崎県などの九州北部では、秋祭りのことを「くんち」と呼ぶそうです。
ひらがなで書くのが一般的ですが、漢字にすると「宮日」や「供日」と書くこともあるとか。
語源ははっきり分かっていませんが、重陽節句である9月の9日を「くんち」と言ったとか、「宮日」を「くんち」と言ったとか諸説あるようです。
主に収穫祭のような日で、秋の恵みに感謝するお祭りとして広まりました。


■異国情緒あふれる「長崎くんち

毎年10月7日から9日にかけて、長崎では「長崎くんち」が開催されます。
諏訪神社や八坂神社、中央公園のお祭りが有名です。
その歴史は古く、寛永11年に遊女2人が舞を奉納したのが始まりだとか。
国の指定重要無形文化財にも指定され、長崎らしい南蛮文化を色濃く残す豪華絢爛なお祭りです。
中国の雨乞い儀式をモチーフにした「龍踊り」、長崎の貿易商人とベトナム王国の姫との結婚を描いた「御朱印船」、子どもが乗った神輿が主役の「太鼓山」が見どころだそうですよ♪
また、59ある町が7組に分かれて順番に踊りを奉納する決まりとなっています。
7年に一度の大仕事、当番が回ってきた町は「踊町(おどりちょう)」と呼ばれ、気合は十分!
早くも6月から踊りの練習が始まり、毎年違った演目を見せてくれるそうです。
それぞれの町で趣向を凝らした演技・演舞・演出・衣装・山車が披露され、退屈する暇はないでしょう。


■イベント盛りだくさん!「博多おくんち

毎年10月23日から24日に行われているのが、福岡の「博多おくんち」です。
神輿や稚児行列、相撲大会などたくさんのイベントが開催されます。
ブラスバンドの演奏やミス博多のお披露目もあり、子どもから大人まで楽しめるお祭りです。
22日と23日は夕方から「千灯明」と呼ばれる灯篭が櫛田神社境内に並び、神秘的なムードに包まれます。
クライマックスは、24日の14時から始まる御神幸(ごしんこう)。
神様が乗った神輿が、神社から各地へ渡り歩きます。
新鮮や野菜や魚を買うことができる五穀豊穣市もあるため、博多の美味しいグルメを探すならこのお祭りへ行ってみましょう。


環境スペーススタッフは初めて長崎くんち博多おくんちのことを知りました。
特に長崎くんちはド派手な出し物がたくさんあるみたい!
オランダや中国の風も感じるお祭りへ、ぜひ訪れてみてくださいね♪