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貧乏ゆすりは「健康ゆすり」だった!?新たな運動療法に注目

好ましくない癖の一つに、「貧乏ゆすり」がありますよね。
なんだかイライラしているように見えたり、隣にいる人の集中を妨げたり、良い習慣ではないとされてきました。
しかし最近、実は貧乏ゆすりに健康効果があるのでは?という説に注目が集まっているそうです。
今回は環境スペースが、あなたの命を救うかもしれない貧乏ゆすり、いや「健康ゆすり」について解説しましょう。

 

 

■これからは「ジグリング」と呼ぼう!

ひざやかかとを小刻みに動かし、下半身をガタガタ揺らす行動を貧乏ゆすりといいますよね。
お行儀が悪い仕草だとされてきましたが、似たような動きの「ジグリング」は変形性股関節症運動療法に用いられています。
ただし貧乏ゆすりと違うのは、姿勢を正して行うこと。
また、ひざの角度や使う椅子の高さにはルールがあります。
変形性股関節症は高齢者に多く見られる病気で、股関節やひざの関節の軟骨がすり減るのが原因です。
関節内のクッション作用が低下し、骨が直接当たるようになるため痛みが起こります。
ジグリングを行うと関節液が循環しやすくなるため、軟骨に栄養が行き届いて症状の改善に効果があるといわれているそうです。
しかし詳しい仕組みは解明されておらず、軟骨が再生するのには時間がかかるため、全ての患者に有効というわけではありません。


■デスクワークの人にも!

最近は、ジグリングのような動きによってデスクワーカーの死亡率を下げることができるという研究結果も出てきました。
環境スペースでも長時間座りっぱなしの社員がいますが、おすすめしてあげたいと思います。
ジグリングによって下半身の血流が改善し、血栓ができにくくなるため心筋梗塞脳梗塞のリスクを下げられるそうです。
また、むくみや冷え性の解消にも効果があるので、デスクワークの人は時々足を動かしてみてくださいね。


■健康ゆすりをしてみよう!

ジグリングは、足の裏がぴったり床につく高さの椅子を使います。
膝の角度が90度、辛い人は90度以内になるように腰掛けましょう。
足の間は開いていても閉じていても良いです。
つま先を床につけたら、かかとを小刻みに上下させます。
かかとが2cmくらい上がっていればOK!
両足同時に上げても良いし、右・左・右・左と交互にやっても良いです。
1回3分くらい、1日の間に2時間くらいできるとベストですね。
3ヶ月程度続けると、むくみが解消されていくと思います。

 

 

ジグリング、健康ゆすりは無理せず続けていきましょう。
気付いたらやっていた…というくらい、癖になるのが目標です。
ただし時と場合によっては周りの人の迷惑になるので、状況を見て行ってくださいね。