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2日目のカレーが美味しい理由とカレーの保存方法

日本人の国民食とも言われているメニューにカレーがあります。
たくさん作って一晩寝かせるとさらに美味しくなるという話もよく耳にしますが、実際にはどうなのでしょうか?
そして、たくさん作るということは1日で食べ切ることが難しく、保存することになるわけですが、カレーの保存方法もなんとなくという人が多いのが現状です。
今回は、2日目のカレーが美味しい理由とカレーの保存方法を環境スペーススタッフが紹介していきます。

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■2目のカレーが美味しい理由
2日目のカレーが美味しくなる理由に、旨味とコクの変化が挙げられます。
カレーを寝かせることで、カレーに含まれるたんぱく質アミノ酸などがより多く具材から溶け出すので、旨味とコクが増して美味しく感じるのです。
また、カレーの具材に使用するじゃがいもも大切な働きをしています。
じゃがいもは煮崩れしやすいですよね。
カレーを作り一晩寝かせてさらに温め直すことで、前日よりもさらに煮崩れを起こしてカレールーにデンプンが溶けだしますが、このデンプンによりさらにカレールーのとろみが強くなり、舌の上にルーが残りやすくなります。
そうすると、前日のカレーよりも旨味とコクを感じやすくなり美味しいと思うのです。
他にも、温め直しによってルーの中の脂肪分が乳化し、香辛料の刺激を和らげてくれるので、マイルドになり美味しいと感じることも分かっています。

■2日目以降も美味しく食べるために
カレーは、たくさん作ることで美味しさも増しますし、忙しい時にも重宝します。
しかし、保存方法を間違ってしまうと食中毒の危険性も出てくるので注意が必要です。
美味しいカレーを食べるためにも保存は、冷蔵または冷凍するようにしましょう。
夏はもちろん、冬の寒い季節も保存方法は同じです。
カレーは、煮込んであるから常温保存でも大丈夫と考えがちですが、常温保存では細菌が繁殖してしまう危険性があります。
例え数時間でも、細菌はすぐに繁殖してしまうので、粗熱が取れたら冷蔵庫で保存するか、密閉容器に入れて冷凍保存をしましょう。
カレーの保存期間は、冷蔵庫で約3日程度、冷凍庫で約1ヶ月程度が目安です。
カレーを温めるときは、電子レンジではなく、鍋に移し替えてしっかり加熱するようにしてください。
電子レンジでの温めは、ムラができてしまうだけでなく中心部まで加熱されない可能性があるので避けるのがよいでしょう。
冷凍保存するときに、じゃがいもや人参も一緒に保存してしまいがちですが、これらの野菜は冷凍には不向きの野菜で、再び食べると食感が変わってしまいます。
冷凍するときに、じゃがいもと人参は取り除くかしっかり潰すと美味しく食べることができるでしょう。
 
カレーを美味しく食べるためには、保存方法もしっかりと身につける必要があります。
今回、環境スペースのスタッフが紹介した内容を参考にして保存するようにしてください。