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9月は害虫が活発に!チョウの幼虫を防いで家庭菜園を守ろう

家庭菜園をしている人は、9月は害虫に要注意です!
葉物野菜によく見られるのはチョウの幼虫で、葉を食べてしまいます。
秋冬に収穫する野菜は、虫たちの格好の餌食。
対策を取っておかないと、あっという間に食べつくされてしまうでしょう。
今回は環境スペースが、9月にやるべき害虫対策について解説します。

 

 

■害虫がつきやすいのはどんな野菜?

チョウの幼虫は、種類によって好む野菜が違います。
例えばモンシロチョウになるアオムシは、ブロッコリーやかぶ、白菜などのアブラナ科の野菜を食べて育ちます。
キアゲハの幼虫は、にんじんやセロリ、パクチーなどのセリ科の野菜が大好物です。
これらの野菜は家庭菜園でも人気なので、農家以外の一般の方でも害虫駆除は欠かせないでしょう。

 



■害虫はいないみたいだけど…

「お庭を見ても害虫の姿は見えないし、対策する必要はないかな?」と思っているそこのあなた、油断は禁物ですよ!
害虫だってみすみす見つかりたくはありませんから、植物や土に擬態して姿を隠しているのです。
小さな幼虫を見つけるのは難しいため、彼らが残していったフンや卵、葉っぱの食べ残しを探してみましょう。
葉の上にフンがあったり、葉の裏に卵が産みつけられている可能性があります。
アオムシは葉脈だけを残して食べる習性があるため、葉の病気と区別できるはずです。
調理するその時まで潜んでいることもあるナメクジは、葉に光沢感のある筋がつきます。
ナメクジが這った跡ですね。
これらの証拠がそろったら、姿が見えなくても野菜を食べている可能性があります。


■害虫対策はどうすれば良いの?

アオムシなどの幼虫だけでなく、その卵を産み付けるチョウも厄介な存在です。
幼虫の段階でしっかり駆除しておきましょう。
市販の殺虫剤も効果的ですが、用法・用量を守らないと薬害が生じる可能性があります。
使用上の注意をよく読み、正しい使い方を徹底してくださいね。
環境スペースのおすすめは木酢液を希釈したものをスプレーする方法です。
害虫を防ぎながら葉に栄養を与えることができ、余った分は土にまいておけば肥料としても使えます。
木酢液スプレーは葉がビショビショに濡れるくらい吹きかけましょう。
ムラがあると意味がありません。
たっぷりかけた方が効果が高くなります。
また、雨が降ったらその都度スプレーし直してください。

 

 

手作り木酢液スプレーは、害虫駆除というより虫を寄せ付けない程度の効果しかありません。
しかし、殺虫剤よりも環境に優しく、人体にも影響がないので安心して使えます。
せっかく家庭菜園をするなら、人や環境に優しいお野菜を作ってみてくださいね。