環境スペース♪スタッフブログ♪

環境スペースのスタッフブログです。防音のことはもちろん、スタッフが気になることや豆知識を紹介していきます。

マスク別のウイルス・花粉予防効果の目安って?濡れたマスクのフィルター効果は?

冬はウイルスが繁殖しやすい時期のため、マスクを着用している人が多いですよね。
また、花粉が増えるこれからの時期、花粉症対策としてマスクが欠かせないという人もいるでしょう。
実は、マスクによってウイルスや花粉の予防効果は異なるんです。
今回の記事では、環境スペースがマスク別のウイルス・花粉予防の目安を紹介していきたいと思います。
マスク選びでお悩みの方は、参考にしてみてくださいね。

 

f:id:katurakaduko1495:20210210120429j:plain


■マスク別のウイルス・花粉予防の目安って?

①不織布(ふしょくふ)
不織布マスクは、使い捨てマスクとして普及しているマスクです。
吸い込み飛沫量30%、吐き出し飛沫量20%と、一番予防効果が高いマスクとなっています。

②布マスク
布マスクは、昔ながらのマスクで、手洗いで何度も使用できるマスクです。
吸い込み飛沫量18~34%、吐き出し飛沫量55~65%で、不織布の次に予防効果があります。

③ウレタンマスク
ファッション性が高いことや洗濯可能なことから着用する人が増えてきているのが、ウレタンマスクです。
吸い込み飛沫量60~70%、吐き出し飛沫量50%のため、ウイルス・花粉予防としては、効果が薄めの素材です。

この研究結果を見て言えることは、人込みが多い場所では、不織布マスクをした方が良いということでしょう。
閑散とした場所や喋る必要がない場所では、ウレタンマスクや布マスクでもウイルスを予防することはできそうですが、効果は不織布マスクには及びません。
また、最近ではウレタンマスクの上に布マスクや不織布マスクを重ねて二重にする方もいらっしゃいます。
ウイルス・花粉予防効果を高めたい場合には、マスクを二重にして密着性とフィルター効果を高めるのも有効と言えるでしょう。


■濡れたマスクはフィルター効果が落ちる!

冬は外の湿度が高く、長時間外出しているとマスクがびしょ濡れになることもありますよね。
マスクは、濡れてしまうとフィルター効果が落ちてしまうので、予防効果が薄れます。
そのため、もしマスクが濡れてしまったら、そのマスクを捨てて新しい清潔なマスクに交換しましょう。
そうすることで、ウイルス・花粉予防をしながらマスクを着用することができますよ。

 


2020年から流行しているコロナウイルスだけでなく、この時期多いインフルエンザウイルスから身を守るためにも、マスク選びにも慎重になりたいですね。
もし、不織布マスクが手に入りづらい場合には、ウレタンマスクの上に布マスクを重ねてフィルター効果を高めてみると良いでしょう。