皆さん10月のイベントといえば何をイメージしますか?
環境スペースのとあるスタッフに聞いたところ「ハロウィン」と返ってきました。
10月にイベントでハロウィンを思い浮かべる人は多いと思います。
ハロウィン時にカボチャをくりぬいて作るジャックオランタンは知っていてもその由来はしらないという人もいるでしょう。
今回はジャックオランタンの由来についてご紹介します。
■ジャックオランタンは元々カブだった
環境スペースの男性スタッフとハロウィンについて話していた時、「ジャックオランタンは元々カブだったんだよ」という話を聞きました。
ジャックオランタンはハロウィンのシンボル的な怪物で、イラストや写真で見る物はどれもカボチャです。
ハロウィンの起源であるヨーロッパのケルト民族は、ジャックオランタンをカブで作っていました。
これがアメリカに伝わった際に、カブより収穫量の多いカボチャで作ったことから、カボチャになったとされています。
日本ではハロウィンはアメリカから伝わったもののため、ジャックオランタンはカボチャで作られています。
■ジャックオランタンの由来
カボチャの妖怪ジャックオランタンはハロウィンの際には悪霊対策のランタンとして使われます。
実はジャックオランタンには、元となったアイルランドのお話があるのを知っていますか?
ジャックオランタンの起源はずる賢くて酒好きなジャックという男と、悪魔のお話がもとになっています。
・ジャックオランタンのお話
ハロウィンの夜にジャックという男のもとに悪魔が来て、悪魔はジャックの魂を取ろうとします。
ジャックは悪魔を騙し、今後10年は自分の魂を取らないということを悪魔に約束させます。
10年後再び悪魔がジャックの魂を取りに来るのですが、ジャックはまた悪魔を騙し、今度は二度と魂を取らないことを約束させます。
その後天寿を全うしたジャックは生前の行いが悪く、地獄へ行くこととなります。
ところが悪魔が表れて「約束したからお前の魂は取れない」と言い、地獄にも連れて行ってもらえません。
行き場をなくして立ちすくむジャックを見かねて、悪魔は地獄の炎をジャックに与えジャックはカブをくりぬきその中に火を入れました。
どこに行けばいいか分からないジャックは、そのランタンを持って現世をさまよっています。
要約しましたがこれがジャックオランタンのもととなったお話です。
何気ないイベントでもその起源や、もととなったお話を聞くとちょっと見え方が変わりませんか?
ただイベントとして楽しむのもいいですが、その起源なんかを調べて見ると意外と面白いかもしれませんよ。