9月に入ってもまだまだ暑く、自宅やオフィス、車の中では冷房をガンガンつけている人も多いでしょう。
一歩外に出れば直射日光が照りつけ、屋外と屋内の気温差がさまざまな体調不良を引き起こします。
体が気温の変化についていけず、自律神経が乱れて便秘や下痢を繰り返す原因にも。
お腹の調子が悪いと、食欲も低下してしまいますよね。
今回は、お腹が痛い時の食事対策について環境スペースが解説しましょう。
■お腹が痛い時は安静に!無理に食べない
急な腹痛や下痢は、食あたりや暴飲暴食、お腹の冷え、感染症、ストレスなどの原因が考えられます。
軽い症状の場合は安静にしていれば治るケースも多いですが、体重が大きく減少したり水分を摂ってもすぐに排出してしまったりするようなら受診しましょう。
食欲がない時は無理に食べなくても構いません。
ただし水分が不足すると脱水症状が進み、体調が悪化することもあるので気を付けてください。
水分が摂れて眠れるようなら、食事を控えて体を休めましょう。
■下痢をしている時はダメ!NG食材
お通じ改善には食物繊維が有効ですが、下痢をしている時は控えることをおすすめします。
海藻やきのこ、こんにゃく、果物、繊維質の多い野菜は腸の負担になるためNGです。
また、コーヒーなどカフェインが含まれた飲み物、アルコール、辛いもの、冷たいものも控えましょう。
豆類やイモ類、かぼちゃ、栗なども腸内で発酵してガスが出やすく、その刺激によって腸がダメージを受けるので避けてください。
■消化の良い食べ物を少量ずつ
お腹の痛みが落ち着いて食べられそうになってきたら、消化の良い食べ物から少しずつ摂取していきましょう。
下痢で栄養分や水分、体液が排出されるので、食事で補充する必要があります。
おかゆやよく煮たうどん、白身魚、半熟卵、柔らかく煮た野菜などで様子を見てください。
プリンやヨーグルトなども冷やし過ぎに注意して、温かい飲み物と一緒にゆっくり食べましょう。
食欲が戻ってきても、下痢症状が落ち着くまでは油を使った炒め物や揚げ物は控えた方が良いです。
環境スペースのおすすめは、温かいスープを飲むこと。
野菜の栄養がスープに溶け出し、ミネラルやビタミンも効率良く摂取できます。
お腹の中から温まるので、リラックス効果もあるでしょう。
まだまだ暑い季節が続き、夜間のエアコン使用で寝冷えを起こすこともあります。
朝はお腹の調子が乱れやすいので、温かいスープで優しく胃腸を目覚めさせてあげましょう。