毎年夏バテしている人は、必要な栄養が摂れていない可能性があります。
熱中症予防のために水分補給を心掛けている人は多いですが、水をたくさん飲んでいるだけでは夏バテを防ぐことはできません。
暑い時こそ栄養をたっぷり摂って、しっかり動く!
今回は環境スペースが、夏を乗り切るスーパーフードをご紹介しましょう。
■旬の野菜を食べよう!疲労回復にはゴーヤが一番!
夏野菜のイメージが定着しつつあるゴーヤは、南九州や沖縄で広まりました。
苦ウリと呼ばれることもあり、何といっても苦さが特徴です。
いかにも青臭そうな見た目をしていますが、風味も色も料理の良いアクセントになります。
緑色が濃くてイボに張りがあるものが新鮮な証拠。
表皮が黄色くなってしまうと熟しすぎてあまりおいしくありません。
苦み少なめを希望する場合は緑色が薄いものがおすすめですが、しっかり苦い方が食欲を増進する効果があります。
これはモモルデシンという成分のおかげで、胃腸を刺激して消化を促すためです。
ただし食べすぎると胃が荒れてしまうことがあるので、好きな人も適量を守りましょう。
100グラム食べれば、一日の緑黄色野菜摂取目安をカバーできます。
熱を加えても壊れにくいビタミンCが多く含まれており、疲労回復や美肌の効果もありますよ♪
■実は8月が旬!みずみずしいぶどう
秋のイメージが強いぶどうですが、実は8月に旬を迎える果物です。
みずみずしい果汁には果糖やブドウ糖が多く含まれ、効率良くエネルギーを補給できます。
紫色の強いものはアントシアニンが豊富で、眼病予防に効果があります。
よりおいしく食べるには、食べる直前に冷やすこと。
購入したらサッと水洗いしてからポリ袋に入れ、野菜室で保管するのが環境スペースのおすすめです。
なるべく早く、新鮮なうちにいただきましょう。
■内臓疲れに!土用の丑の日はタコを食べよう
土用の丑の日に食べるものといえばうなぎが有名ですが、関西地方ではタコもよく食べられています。
2024年は8月5日にも土曜の丑の日がやってきますし、タコは8月の旬食材でもあります。
うまみ成分タウリンは、血中コレステロールを低下させ肝機能の改善や動脈硬化の予防にも効果がある栄養素です。
その他臓器の働きを正常化する効果もあるので、なんとなく体調がすぐれない時にもどうぞ♪
低脂肪で低カロリーなヘルシー食材でもあります。
タウリンは疲労回復効果も高いので、夏バテしてしまった時にも良いでしょう。
夏バテすると食欲が減退しがちですが、旬の食材は栄養満点!
さっぱり味のドレッシングをかけたり、スムージーにしたりすると食欲がない時でも食べやすくなりますよ。
ぜひお試しください♪