日本には、季節ごとに開催されるお祭りがたくさんあります。
伝統的な祭事だけでなく、地元住民の有志によって始まったイベントも増えているようですね。
今回は環境スペーススタッフが、今年の7月に予定されている地域のお祭り・イベントについてご紹介しましょう♪
■別名「動く美術館」!?京都の祇園祭
日本三大祭りのひとつ、京都八坂神社で開催される祇園祭。
平安時代、日本全国で疫病が蔓延したといいます。
災厄をもたらしていると考えられていた鬼や怨霊を鎮めるために、歌や踊りを奉納したことが祇園祭の始まりです。
その歴史は1150年と古く、京都の歴史とともにあります。
29基の山鉾は重要有形民俗文化財に指定され、豪華絢爛な西陣織、舶来物のゴブラン織が使われているものも!
ただの山車にあらず、美術品を乗せた「動く美術館」と言われることもあるそうですよ。
祇園祭は1ヶ月かけて催され、2024年は7月1日~31日です。
山鉾巡業は17日と24日に行われます。
スケジュールを確認の上、ぜひ観覧してみてくださいね♪
■江戸っ子も見ていた?東京の隅田川花火大会
享保18年から続く、東京の伝統的な花火大会。
創作花火を含む、約2万発の花火が江戸の夜空に打ちあがります。
毎年100万人以上が訪れる人気のお祭りです。
隅田川花火大会は、都民をはじめ多くの人の心に夏の大切な思い出として刻まれているでしょう。
毎年7月の最終土曜日に開催されるので、2024年は7月27日の予定です。
花火大会当日は会場周辺で交通規制も行われます。
また、基本的には歩きながらの観覧となり、道路や公園での場所取りもできません。
座って見たいなら打ち上げ場所から遠く離れた、規制のない場所で見るしかなさそうです。
屋台が立ち並び、桟敷席などで観覧するような花火大会を想像している人は、ちょっと驚くかもしれませんね。
■夏のスキー場が音楽フェスに!新潟のフジロックフェスティバル
冬はパウダースノーが降り積もるスキー場が、夏は音楽ファンの熱狂に包まれるフェス会場に。
湯沢町苗場スキー場では、世界から200組以上が出演するフジロックフェスティバルを開催します。
入場者は毎年10万人を超え、真夏のスキー場を埋め尽くす勢い!
2024年は7月26~28日の3日間、音楽ジャンルの垣根を超えて多くのアーティストが参戦予定です。
熱いステージに興奮してお腹が空いたら、会場で振舞われるフェスごはんが環境スペーススタッフのおすすめ♪
大自然の中でいただける絶品グルメもフジフェスのたのしみですね(*'ω'*)
楽しいお祭りがたくさんの7月ですが、熱中症にも気をつけましょう。
屋外のイベントでは適度に休憩を取りながら、こまめな水分補給も忘れずに!
夏の思い出づくりに、ぜひ出かけてみてくださいね♪