梅雨の時期は食品が腐りやすく、まとめ買いして良いものか迷ってしまいますよね。
冷凍すれば長く取っておけるけど、美味しくない・食感が悪いなどの悩みも付き物です。
もっとうまく冷凍して、節約上手になりたい!
今回は環境スペーススタッフが、冷凍のコツを修行してきました。
■冷凍の極意を覚えよ!3つのルール
冷凍保存には、3つの基本ルールがあります。
まずはこれをしっかり覚えて、上手に食品を冷凍させましょう。
ルール1:買ったらすぐ冷凍!
使い切れなくなったお肉を冷凍する人もいますが、食品を買ったらできるだけ早く冷凍するのが美味しさキープのコツです。
お肉やお魚からドリップ(内部から染み出した水分)が出てから冷凍しても、栄養や旨味が逃げてしまいます。
また、腐りかけの食品を冷凍するのもNG!
冷凍によって新鮮な状態に戻るわけではないので、買ってすぐに冷凍するのが基本です。
ルール2:大容量パックは小分け冷凍!
ファミリーパックなど、大容量の食品を購入する場合は1回分ずつ小分けにして冷凍しましょう。
冷凍する時間、解凍にかかる時間が短くなるため経済的です。
一度解凍した食品は、再冷凍できません。
少量ずつラップで包んだり保存袋に入れたりして冷凍すれば、無駄なく食品を使い切れますよ。
ルール3:空気・水分はしっかりオフ!
冷凍した食品に霜がついていると、味が落ちてしまいます。
また、空気を含んだまま冷凍すると酸化しやすくなるのでNGです。
食品の表面についている水分はキッチンペーパーなどで拭き取り、保存袋に入れる場合はできるだけ空気を抜いて冷凍しましょう。
■できるだけ短時間で冷凍すると美味しさを保てる
冷凍の基本ルールを守りつつ、より美味しい状態を保つには冷凍のスピードも大切です。
買ってきてすぐ冷凍するのはもちろん、冷凍にかかる時間もできるだけ早くするよう心掛けましょう。
環境スペーススタッフのおすすめは、金属トレイを使うこと。
食品を保存袋に入れたら、キッチングッズとして販売されている金属製の食品トレイに乗せて冷凍庫へ入れてください。
金属は温度の伝わり方が早いため、そのまま入れるよりも早く冷凍されます。
ドリップが出にくく、食品が傷むのも防いでくれますよ。
■肉や魚は下処理してから冷凍しよう
買ってきたパックのまま冷凍する人も多いですが、冷凍用の保存袋に入れ直した方が美味しさをキープできます。
お肉は、食べやすいサイズにカットしておけば調理時間の短縮になりますね。
味付けしてから冷凍した方が旨みが逃げにくく、味も染み込みやすくなるので環境スペーススタッフのおすすめです。
魚介類は内臓やえら、背ワタやうろこなどを取って洗い、キッチンペーパーでよく水分を拭き取ってから冷凍すると傷みにくく、味も損ないません。
冷凍保存に向いていない野菜類も、茹でれば冷凍できるものがあります。
それぞれの食材に合わせて、適切な冷凍方法を調べてみましょう。
冷凍を制する者は料理上手!
忙しい人、節約したい人は、時間がある時に冷凍貯金を作っておくと良いでしょう。
冷凍庫にアイスクリームしか入っていないという方も、ぜひ試してみてくださいね♪