みなさんは、スパイシーな料理って好きですか?
環境スペースのスタッフは、多国籍料理が大好きです。
暑い夏に辛い料理を食べ、汗をかくと気持ち良いですよね。
寒くなるこれからの季節にも、アジアの辛くて熱々なスープがおすすめです。
今回は体を温める、あたたか&スパイシーなスープを環境スペースのスタッフがご紹介しましょう♪
■最も偉大なスープ!?タイの「トムヤムクン」
日本にも専門店が多いタイ料理。
なかでも有名なのが、世界三大スープの一つ「トムヤムクン」です。
「トム」とは煮る、「ヤム」は混ぜる、「クン」は海老の意味だとか。
海老の代わりに鶏肉を使えば「トムヤムガイ」に、魚を使えば「トムヤムプラー」になります。
このスープの特徴は、一言では言い表せない複雑な味わい。
青唐辛子の辛味のほか、レモングラスの酸味、海老の旨味や甘味が絡み合う、濃厚かつさっぱりとした味わいです。
他にもたくさんのハーブや香辛料が使われており、その絶妙なハーモニーがやみつきになるでしょう。
■お酒の後に飲みたくなる♪韓国の「ソルロンタン」
日本でも、焼肉屋さんなどで食べられることが多くなってきました。
牛の骨や内臓をじっくり煮込み、白濁するまでエキスを取り出したのが「ソルロンタン」というスープです。
こちらはあっさりしていて、基本的には辛くありません。
味も薄めですが、本場韓国では塩・胡椒・唐辛子などのスパイスを加えて自分好みのスープにするとか。
お酒を飲んだ後の〆に、ご飯やキムチを入れて食べることもあります。
骨から出たコラーゲンやアミノ酸、カルシウムが豊富なスープで、美肌や滋養強壮効果があるそうです。
■本格的な食材で食べてみたい!ベトナムの「カインチュア」
ベトナム南部に伝わるスープ「カインチュア」は、トムヤムクンの辛味をマイルドにしたような味わいです。
「カイン」は済んだスープのこと、「チュア」は酸っぱいという意味だとか。
酸味の正体は「タマリンド」というマメ科の一種で、日本の食材で言うと梅干しに近い味です。
そのほかメコン川で獲れる雷魚やナマズが具材に使われ、ハスイモの茎、コリアンダーやタイ産のバジル、パイナップなどが入っています。
タマリンドやパイナップルのような酸味のあるフルーツと、魚の優しい味わいが意外にも相性抜群!
環境スペースのスタッフも、週に1回は食べたくなります(笑)
日本では、酸味のあるスープってあまり聞きませんよね。
気温も湿度も高い東南アジアでは、体の疲れを酸味で癒しているのかもしれません。
日本も年々熱帯化していますから、これからはエスニックなスープがますます人気になりそう♪