ケーキを買った時、「保冷剤お付けしますか?」と聞かれますよね。
環境スペースのスタッフはいつも、なんとなくもらってしまうのですが…
気付けば冷凍庫のなかが保冷剤でいっぱい!ということも。
今回は余りがちな保冷剤をどうにか再利用できないか、環境スペースのスタッフが考えてみることにしました。
■保冷剤の中身って何?日本メーカーなら無害
保冷剤には、液体タイプとゲル状タイプがあります。
どちらも冷凍庫で凍らせると氷のようになり、食品などを冷やすことができます。
日本保冷剤工業会に属しているメーカーの場合は、不純物を取り除いた水から作られており、人体には無害な原料が使われているそうです。
口に入れてしまったとしても健康に影響はなく、環境にも優しいとか。
赤ちゃんやペットがいても安心して使えます。
ただし、ゲル状の場合は喉に詰まらせる可能性もあるため、赤ちゃんやペット、お年寄りの手の届くところには置かないようにしましょう。
■保冷剤を再利用!保水効果を活かす
保冷剤の中身を取り出して、植木鉢に入れてみましょう。
ゲルが水分を多く吸収するので、保水剤の代わりになります。
特に環境スペースのスタッフがおすすめするのは、旅行の前です。
植木鉢にゲルを敷き詰め、上から水をかければ時間差で水やりができます。
ゲルに含んだ水が徐々に土へ染み込んでいくため、2日程度なら水やりしなくてもOK!
また、切り花にも有効です。
吸水スポンジの代わりに保冷剤のゲルを入れても良いでしょう。
透明な花器が映えるので、ぜひやってみてくださいね♪
■夏休みの自由研究にも!オリジナルルームフレグランスが作れる
環境スペースのスタッフは、娘と一緒に保冷剤を使った芳香剤を作ってみました。
保冷材の中身を出し、コップや瓶に入れたらアロマオイルを2、3滴たらします。
絵の具を少量混ぜて色をつけたり、ビー玉を入れたりするのもおすすめです。
環境スペーススタッフの娘は、夏休みの自由研究としてオリジナルルームフレグランスを提出しましたよ♪
好きな色のリボンをかけてお部屋に飾れば、これが保冷剤だったとは思えません。
■消臭剤も手作り!トイレにもおすすめ
保冷剤は消臭効果もあります。
嫌な匂いを吸収させるには、深いコップや瓶よりも浅いお皿がおすすめです。
保冷剤をお皿に広げ、上に動物や人物のオブジェを飾るのはどうでしょうか。
例えば、保冷剤に青い絵の具を少量混ぜて薄いブルーにして、シロクマやペンギンのガラス細工を乗せてみたら…
オブジェを飾ることでインテリアにもなり、食べ物と間違えることを防いでくれます。
匂いの気になるトイレや玄関に置いてみましょう。
保冷剤に再度水分を含ませると、吸収した匂いがお部屋に広がってしまいます。
消臭剤として使う場合は1回きりの使い捨てなので、また新しいものを用意してくださいね♪