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話題のMCTオイル!ダイエット効果があるって本当?

いつの時代も美の追求は止まらず、多くの人がダイエットに励んでいます。
ビリーズブートキャンプコアリズムなどのエクササイズや、バナナやサバ缶なども人気がありました。
プロテインやスムージーは定着しているといってもいいでしょう。
そして今、話題を集めているのが「MCTオイル」です。
今回はMCTオイルが持つ驚きのパワーについて、環境スペースが解説します。

 

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■そもそもMCTオイルって何?

「Medium Chain Triglyceride」の頭文字を取ったMCTとは、「中鎖脂肪酸」のことです。
ココナッツ油やパーム油などから中鎖脂肪酸だけを取り出した食用油のことを「MCTオイル」と呼びます。
では、中鎖脂肪酸とはどんなものなのでしょうか?
脂肪酸には、主にエネルギー源となる飽和脂肪酸というものがあります。
飽和脂肪酸さらに細かく、短鎖・中鎖・長鎖の3つに分けられます。

◎短鎖脂肪酸…バターなど
◎中鎖脂肪酸…ココナッツ油やパーム油など
◎長鎖脂肪酸…ココナッツ油やパーム油、牛や豚の脂など

オリーブ油や菜種油など、食用油として一般的に使われるのが長鎖脂肪酸ですが、その名の通り分子構造が長いのが特徴です。
分子構造が長ければその分、消化吸収に時間がかかり、体内に長く留まります。
中鎖脂肪酸の分子構造は、長鎖脂肪酸の半分しかなく、消化吸収とエネルギー分解がスムーズです。


■ダイエット効果があるって本当?

太ってしまう原因は、摂取した栄養素が燃焼されないことにあります。
単純に摂取量が多い場合もありますが、燃焼スイッチがオンにならないケースも。
燃焼スイッチをオンにするのは「ケトン体」の役目です。
長鎖脂肪酸に比べ、約4倍の速さでエネルギー分解される中鎖脂肪酸は、体脂肪として蓄積されにくい特徴があります。
さらに、中鎖脂肪酸を摂取することでケトン体が生成され、脂肪を燃焼しやすい体質に変化していきます。
中鎖脂肪酸の塊であるMCTオイルに、ダイエット効果があるといわれる理由はここにありました。


■気をつけることはある?

一度に大量に摂取するのではなく、食事のタイミングで少量ずつ摂取するのが効果的です。
発煙点が低いので、揚げ油などの調理には向きません。
サラダにかけたり、スムージーやコーヒーなどに混ぜたりして、生のまま摂取しましょう。
また、MCTオイルのカロリーは通常の食用油と変わらないため、摂取しすぎないように注意してください。


MCTオイルは、脂肪を燃焼しやすい体質へ導いてくれる効果が期待できる油です。
毎日の食事バランスを整え、サポートの一つとして取り入れてみてください。