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悲しい最期を迎えることになった競走馬について

最近、ウマ娘というスマホアプリが出てから、競馬に興味を持つ人が増えてきました。
環境スペースのスタッフにもウマ娘にハマっている人が何人かいます。
アニメもあるのですが、そこから実際の競馬に興味を持ち、史実を調べるようになったという人もいます。
今回は、ウマ娘にも出ている競走馬の中で悲しい最期を迎えた2頭に焦点を当てて紹介していくことにしましょう。

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ライスシャワー

最初に紹介するのはライスシャワーです。
ライスシャワーは、デビューしてからの活躍が芳しくなく、人気も高くありませんでした。
しかし、クラシックの秋くらいから本領を発揮しだし、菊花賞では三冠を目前にしたミホノブルボンに勝利し、初めてのGⅠを制覇したのです。
その翌年には天皇賞(春)で、同じく三冠を目指していたメジロマックイーンを破り1着になります。
1着というのは非常に喜ばしいことですが、ミホノブルボンメジロマックイーンの勝利を望む観客からはブーイングしか巻き起こりませんでした。
その史実通り、アニメやゲームの中でもライスシャワーはヒールのような立ち位置にいます。
「ライスが出ても誰も喜ばない。またがっかりさせるだけ。走る意味なんてない」といった悲観的なセリフからも、史実に則ったキャラ設定になっていると言えます。
そんなライスシャワーは、7歳の時に出場した宝塚記念で骨折し、コース上で安楽死処分となってしまうという悲しい結末を迎えています。


サイレンススズカ

サイレンススズカは、サンデーサイレンスの傑作や歴史に名を遺す逃げ馬として知られています。
また、レース中に事故が起きて命を落としてしまった馬の1頭でもあります。
4歳の頃はダービーに出走しただけだったのですが、5歳からは本領を発揮し始めたのです、
バレンタインステークスと中山記念で連勝し、小倉大賞典金鯱賞でも勝利しています。
休養明けの毎日王冠では、エンコンドルパサーを寄せ付けない圧勝を見せてくれました。
その次に出場した天皇賞(秋)で悲劇が起こったのです。
大逃げを打っていたサイレンススズカが3コーナーを過ぎたあたりで故障してしまったのです。
手根骨粉砕骨折予後不良となってしまい、安楽死という結果になりました。
このレースは、沈黙の日曜日と呼ばれています。
ゲーム内では、サイレンススズカが出場する天皇賞(秋)は1着で終わっています。
そしてゲームの実況では、「栄光の日曜日の主役となった」と言っているため、泣いてしまったというファンも少なくありません。
あの日のサイレンススズカが見たかった、ファンが見たかった景色を見せてくれたことは、SNSでも話題になりました。


競馬は奥が深く、競走馬にはそれぞれ歴史があります。
興味がある人は、それぞれの史実を調べてみてください。