近年、豪雪地帯以外でも雪が降るようになりましたよね。
豪雪地帯では、家の建設段階から雪対策がしっかりされているので問題ありません。
しかし、普段雪が積もらない地域では、雪対策をする必要があります。
今回の記事では、雪対策の方法について環境スペースのスタッフが伝授しましょう。
■場所別の雪対策方法
豪雪地帯に限らず、局地的に雪が降ることも近年多いですよね。
天気予報を見てからようやく雪の対策をするのでは、手遅れになることも珍しくありません。
大雪が降ることを想定し、11月までには自分でできる範囲の雪の対策を行うと安心です。
12月に入ってから準備をするのでは、遅いこともあるので、早めに雪の対策を行いましょう。
・窓
実は、雪の重さで窓ガラスが割れてしまうことがあります。
そのため、安全面からも断熱対策の面でも、二重窓にすることをおすすめします。
二重窓にできない場合は、雪囲いを専用のパネルで作るなどして対策しましょう。
・屋根
屋根に雪が積もると相当な重さになるため、都度雪下ろしをしなければなりません。
普段雪が降らない地域の場合、隣家との間隔が充分にとれていない可能性も高いでしょう。
そうした場合には、屋根に雪止めを付ける・雪が落ちにくい屋根に葺き替え工事をするという手がありますよ。
・カーポート
カーポートには、様々な種類があり、雪に対応しているものもあります。
耐荷重○kgと記載されていたり、積雪○cmまでと記載されているので、適したものを選びましょう。
また、カーポートに雪が積もったら、雪かき用の道具を使って雪を下ろしてください。
ホースで水を撒いたり、カーポートの上に乗って、上から雪を下ろすのは危険なので止めましょう。
・家周りの道
降雪量が多いと、家の前などの道路にも雪が積もってしまいます。
家に出入りしたり、車を止めたりできなくなってしまうので、家の周りの道もしっかりと除雪しましょう。
しかし、除雪した雪は、下水道に流したり川に流してはいけません。
自宅の邪魔にならない場所にまとめるのがベストです。
また、雪を解かす場合には、お湯を雪にかけるのではなく、融雪剤を使用してくださいね。
お湯を雪にかけてしまうと、路面が凍って滑る原因になります。
近年、豪雪地帯以外でも降雪量が多くなりました。
「自分の地域では雪が積もらないから大丈夫」と、安全視せずに、雪の対策を行いましょう。
雪による事故やトラブルが減るように行動することを環境スペースは推奨します。